我が家、écru の珈琲のお話を少し。
お店のオープンを模索中、「我が家が心から気に入った珈琲を提供したい」と、豆屋さんに通っては何種類も豆を買って、家で飲み比べて…ずいぶん時間をかけて選びました。
そしてたどり着いたのが、「ウマヅラマンデリン」 という豆でした。
ウマヅラは文字通り「馬面」です。おもしろい名前も新鮮でした。(特にこの話、誰にも言ってませんでした…)
1粒がとても大きい豆で、細長く、ちょっと面長な豆の形から、その通称がついたインドネシア・スマトラ島のマンデリンという種の珈琲豆です。
深いコクと濃厚な香り、それでいて後味はすっきり。酸味は控えめで、苦味とコクでじっくり飲ませてくれる豆。(言語化すればこういうことらしい)
「これはおいしい!」と見つけてから、オープン以来およそ6年、我が家の珈琲からこの豆が無くなったことはありませんでした。
そしてありがたいことに「ここの珈琲おいしいね」と言っていただくことも多くて。なんてことのない一杯ですが、ずっとひそかな自慢でした。
さて、ここで少しご報告を。
このウマヅラマンデリン、実はスマトラ島の北部・ごく限られた地域でしか採れない、収穫量の少ない希少な豆だったようで。日本でもだんだん手に入りにくくなって、そろそろ卒業のタイミングがやってきました。
6年も当たり前のように使ってきた豆が、まさかそんなに限られたものだったとは。今ごろ知って、ちょっとびっくりしています。
ほんとまずは自分たちが気に入っていたので、少し寂しい気もしますが…..でも、新しい豆を探せると思うと、これがなかなか楽しみだったりもします。
また豆屋さんで新しいの選んで飲み比べて。次はどんな珈琲が気に入るのか。
次の「écru の珈琲」どうぞお楽しみに。
豆屋さんのお気遣いがあって、ウマヅラマンデリンの生豆を少しキープしていただけましたので、あとしばらくは馬面です。
そして今年もそろそろアイス珈琲もスタートします。(これもアイス専用豆で1杯ずつ淹れているのでおすすめです)
次のお客様が来られるまでの残り時間、施術等タイミングの都合でどうしてもお出し出来ないことも多いのですが、
今後ともécru hair&galleryでなるべく多くの方に喜んでいただけたらと思います。

